空港用 航空機の滑走路上での運行においては、湿潤時滑走路表面に生ずる水膜によってハイドロプレイニングが生じたり、摩擦抵抗の低下にともない制動距離が増加するなど、安全な運行の妨げとなる場合も皆無ではない。そこでこのような危険性をできるだけ少なくするため、滑走路舗装上にグルービング(滑走路の横断方向に幅6mm、深さ6mm程度の溝を数多く切ったもの)を施工することが、空港設備の一環として行われている。 施工例 函館空港誘導路 平成12年11月 釧路空港滑走路 平成15年1月、平成16年1月 能登空港滑走路 平成14年8月 空港誘導灯火周り